「自分でリフォーム業者を探してください」と言われたが…
横山 屋根の「カバー工法」と「高所作業費」も、二重計上の疑いがあるとジェミニに指摘されました。素人が見積書をパッと見ただけでは絶対に気づけない粒度です。それら単価の根拠と相場データを並べた、適正価格への見直しを依頼するメールを作成して送りました。
仲介業者が提携リフォーム会社を説得してくれることを期待していたのですが、返ってきたのは謝罪でも再見積もりでもなく、「自分でリフォーム業者を探してください」でした。
――そこから、自分で塗装店を探したんですね。
横山 ただ検索窓に「横浜市 外壁塗装」と打ち込むだけでは広告費を投じた大手や一括見積もりサイトの軍勢に飲み込まれてしまいます。そこで、Google検索のAIモードを起動し、具体的なプロンプトを打ち込みました。
「職人直営店であり、大手の下請けをしていない塗装店を探して。Googleマップの口コミが具体的でサクラの可能性が低いと評価されている店舗を、その根拠とともに要約して提示せよ」と。
Google検索の“AIによる回答”を使うと、500件近い口コミを数分で分析して、投稿時期が集中していない“本物”の店を絞り込んでくれるんです。AIが選んだのは職人歴の長い塗装店でした。
――どのような依頼をしたんですか?
横山 住宅ローンの本審査を通すため、リフォーム費用の概算を早急に確定する必要があり、時間がありませんでした。メールのみで概算見積もりを取るため、松竹梅の3パターンのプランを提示してもらう依頼メールをAIに作らせて送ったんです。
すると返信を見て驚きました。最高級の無機塗料を使ったゴールドプランが提携業者の見積もりより安かったんです。実質260万円ほど圧縮できた計算になります。
手付金125万円が口座に戻ってきた
――住宅ローンの本審査でもAIが大活躍だったそうですね。