——問題は男性か女性かではなかった?

Rio 最初に「男でも女でもある」と公表したときは、自分が悩んでるのは「自分が男なのか女なのか」というジェンダー問題だと思ってたんです。でも今振り返ると、自分の性別そのものに違和感があったというより、「男なら男らしくするべき」という枠に自分を当てはめられることへの違和感だったんじゃないかって。

 

「女の子にしか見えない外見」になるために33歳で豊胸を決意

——その後、豊胸に踏み切ったのもRioさんの「かわいい姿」の追求だった?

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Rio 小さい頃からずっと「女の子にしか見えない外見になりたい」と憧れてきて、その1つが胸のある体でした。これからどう生きるかを考えたときに、やっぱり理想の自分に近づきたい。それで33歳のときに、豊胸しようと決めたんです。

——手術はどうでしたか?

Rio 120万円かけて、全身麻酔で胸の下を切ってシリコンを入れる手術をしてます。なるべく線の細いシルエットになりたかったので、大きければいいというものでもなくて、全体のバランスを見ながら調整して、結果的にDカップくらいになりました。僕の場合は聞いてたほど痛くなくて、内出血はありましたけど術後2日目からは普通に生活できるようになりましたね。

豊胸手術前(左)と、手術後(右)のRioさん

——豊胸して気持ちの変化はありましたか。

Rio 手術の直後は胸の位置が高かったり四角く見えたりして、最初は大丈夫かなって不安だったんですけど、だんだん馴染んできて、胸ができたこと自体は嬉しかったです。ただ、ひとつ理想に近づいたことで、逆に今まで気になってなかった他の部分が気になるようになったんですよね。

——どんな部分が気になるように?

Rio 胸はできたけど、僕は女性ホルモンを打ってないし元々筋肉がつきやすい体質だから、油断すると「マッチョな体におっぱいがある」という自分でもいいと思えない見た目になっちゃうんです。ボディメイクもボトックスもサボれないので、自分に鞭を打ちながら、さらに理想の体型に近づけていく、いっそう気の抜けないフェーズに入りました。

——豊胸手術の公表後、反応はいかがでしたか?

Rio ほとんどの人はおめでとうと言ってくれました。「男のくせに」「気持ち悪い」みたいなコメントも当然ありましたけど、僕にとっては蚊に刺されたぐらいですよ。そういうこと言ってくる層がいることは最初からわかってますから。ダメージにならないんですよ、全然。