「笛をうまく吹いてくれるのでは……」。韓国サッカー界を揺るがす、審判への性接待疑惑が日本にも飛び火した。報告書に記された日本人審判A氏を直撃取材。当初は疑惑を否定していたが、問いを重ねると……。【全2回の後編/前編も公開中】
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ホテルの風呂場に女性が…
「マッサージ店」は現地では「按摩」と呼び、韓国繁華街では風俗店を意味する。当該店は12年、「性売買と脱税の疑い」で摘発されたが、店名を変えて営業を再開した。同店に行ったことがある、韓国風俗業界に詳しい日本人が言う。
「按摩も摘発されることは多いです。社長が摘発されても店は名を変えて営業を再開するので、サービス内容は変わりません。私は接待で連れていって貰いました。中は完全に『ヤるための部屋』。日本人にも有名で、お値段安めの大衆店です」
騒動を受けて、日本サッカー協会は調査に着手。宮本恒靖会長も取材陣に「事実確認をしている」と語った。かつて日韓W杯の誘致に尽力した、川淵三郎元会長はこう憤る。
「本当にそういうことがあったとしたら、不注意極まりないというか、不謹慎極まりないですよ。日韓W杯開催の時も、そういうのを一番警戒していた。サッカーに限らずハニートラップがあると聞いていたから。韓国のホテルに入る時は、事前に部屋を全部見させてから入ったくらい。『ホテルの風呂場に女性がいた』なんて話も聞いた。お金で審判が買収された話は聞いたことがある。でも、審判にハニートラップというのは聞いたことがないな……」
日本人審判A氏「それは難しい…」
疑惑の渦中にある当人はどう答えるのか。報告書記載の試合を担当した日本人審判員A氏を直撃した。
――韓国に有利な判定をするように便宜を図った?
「私が知る限りそういうのは絶対ない。FIFA(国際サッカー連盟)が全試合調査しているので」
――接待を受けたことは?
