60~64歳の約4割が今の住まいから将来的な住み替えの意向を持っている――。これは内閣府が公表した「令和5年度高齢社会に関する意識調査」が指摘する近年の傾向だ。

「定年後は田舎でのんびり暮らしたい」

 そんな理想を描く現役世代も多いだろう。しかし、その思いはあくまで検討を含めた「意向」にすぎない。本当にシニアが選び取って移り住む街、そして去っていく街はどこなのか。

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 各自治体の人気度を調べるべく、政府が公表するデータをもとに「シニアが本当に住みたい・住みたくない街ランキング」をライターの堀尾大悟氏が作成した。『住民基本台帳人口移動報告』の年報をもとに、2021年から2025年までの5年間の65歳以上の日本人移動者の転入・転出者数の合計を全国1892の自治体ごとに集計した(政令指定都市は行政区単位)。

 

10位に群馬県前橋市…トップ3に群馬県内の別の自治体も

住みたい街ランキングの10位に輝いたのは、群馬県前橋市だ。群馬県といえば、2012年の「都道府県の魅力度ランキング」(ブランド総合研究所)では最下位となっていた北関東の県だが、今回の住みたい街ランキングではトップ3にも群馬県内の別の自治体が食い込むなど波乱の結果となっている。

健闘を見せた群馬

 実は、移住希望者の人気で見ていくと群馬の評価は一変する。東京・有楽町で全国の移住相談を受け付けている「ふるさと回帰支援センター・東京」が毎年公表している「移住希望地ランキング」では、群馬県が24年、25年と2年連続の1位に輝いているのだ。

 一体、なぜ群馬に移住人気が集まっているのか。

 現在配信中の「週刊文春 電子版」および9月17日発売の「週刊文春」では、群馬が人気を集める要因のほか、他の人気移住先、高齢者が多く出ていっている自治体など「シニアが本当に住みたい・出ていきたい街ランキング」を徹底詳報。また「週刊文春 電子版」限定でランキングの各自治体のトップ30、ワースト30、47都道府県ランキングを配信している。

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