「岡村靖幸の○○。」のゲストは、ドラァグクイーンのドリアン・ロロブリジーダさん。 Netflixで話題の恋愛リアリティ番組『ボーイフレンド』のスタジオMCで注目を集め、コンサートではディーヴァとして活躍、映画やドラマで俳優としても活動するなど、多彩な顔を持つ人物であります。
日本のエンタメでLGBTQはどのように扱われてきたのか。二人が考える、今の日本のエンタメ業界に足りない存在とは? 『週刊文春WOMAN 2026秋号』より一部を抜粋・編集し掲載します。
30代半ばまでは会社員とドラァグクイーンの二足のわらじ
岡村 いやもう、呆気にとられてます。インパクトがありすぎて。というか、すごく綺麗。単純に綺麗。
ドリアン 恐れ入ります。
岡村 身長はどのくらいありますか?
ドリアン 181cmですが、ヒールを履いていますし、ウィッグもつけていますから、2mはあるかもしれません。
岡村 なんだか『ジョジョの奇妙な冒険』の登場人物のようですよね(笑)。
ドリアン まさしく。「ジョジョ」の世界観は相通ずるものをよく感じるんです。
岡村 30代半ばまでは会社員とドラァグクイーンの二足のわらじだったそうですね。
ドリアン 大学生になってから女装を始めましたが、それでは食べていけないので、化粧品会社に就職して営業職やPRをやってました。
岡村 ドラァグって、お金がかかりそうですもんね。
ドリアン かかりますよー、ものすごく。化粧品代、衣装代、アクセサリー代、靴代、ほんとお金のかかる趣味(笑)。ですから、仕事をしながらやっていましたが、そのうち、いろいろなお話をいただくようになって。「ドラァグクイーン一本でいけるかも?」と思うようになったのが7年ほど前。
その少し前に母親が亡くなったのもキッカケになりました。いちばん心配をかける人がいなくなったし、自分はゲイだし、どうせ世間が思うような”普通”の生き方はできないし、これからは好きなことをやろうって。

