「世界に一台の愛車」を求め、カスタムの沼にハマっていくカーマニアたち。常人の理解をはるかに超える、改造車オーナーの情熱に迫る!

 今回は、タントをカスタムする「せんちむ」さんをご紹介。

タントに乗るのはイベントのときがほとんどという「せんちむ」さん。普段の足にはプリウスを使っている

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BBSホイールに一目惚れした女子高生時代

 免許を取る前は、車よりバイクに興味があったんです。15歳くらいの頃に付き合っていた彼氏がバイクに乗っていて、チャンプロードとか、族車系で(笑)。

 でも、免許を取ろうと思った矢先に、ちょうど父が家のムーヴのホイールをBBSに交換したんですよ。そのメッシュのデザインに一目惚れしてしまい、「やっぱり車を買ってこのホイールを履こう」と瞬時に決めていましたね。実際、16歳の時点で先にホイールだけ買っちゃっていましたから。

N-BOXの登場以前からスーパーハイトワゴンの市場を切り拓いた2代目タント

 免許を取って最初に買ったのはL150のムーヴで、それから今のタントに乗り替えました。ホイールが映えるようにボディはあまり弄らず、足まわりを中心にカスタムしていて、改造費は100万円を超えるくらいですかね。

オーナーお気に入りのBBSホイール。シルバーのメッシュがホワイトの車体に映える

 周りに比べたらまだまだですけど、来年小学生になる息子もいますし、お金の面ではやっぱりキツイところもあって。今は中古車販売店で働いていますが、生活費を確保しつつ、美容院や化粧品、服やバッグなんかは全部我慢して、その分を子どもと車に回すような感じです。

 ただそれでも、やっぱり車が自分の思う形になっていくのが嬉しいんですよ。イベントで賞をもらったりしたら、なおさら。はじめてイベントでトロフィーをもらったときなんかは、なぜか母の方が泣いちゃって(笑)。頑張って賞をもらう経験なんて、これまでなかったですからね。

ウッドコンビタイプのMOMOステアリングが高級感をかもし出す

 父ももともと車弄りが趣味なので、今でもしょっちゅう車の相談はしています。イベント前日になるといつも、半日かけて一緒に洗車してもらったり。背が高い車なので、1人だと倍くらい時間がかかっちゃうんですよね。

 息子もやっぱり、車は大好きですよ。今はとくに、消防車とかダンプとか、働く車に興味があるみたいで。イベントに連れて来ると手もかかりますけど、他ではできない経験だし、思い出にもなるかなって。大体いつも連れて来ていますね。

コンテストでトロフィーを受賞した際、母が感極まって涙したというエピソードも

 この車はもうほとんどイベント専用で、普段の足はプリウスなんです。プリウスの方も弄っていきたいですし、教育費も今後増えていきますから、頑張って稼がなきゃですね。

次の記事に続く 「親から『まともな車に乗れ』と言われますけど…」介護職の男性(26)が胸元に“ケルベロスのタトゥー”を入れ、愛車の軽を“平成ギャル仕様”にカスタムするヤバすぎる理由

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。