「世界に一台の愛車」を求め、カスタムの沼にハマっていくカーマニアたち。常人の理解をはるかに超える、改造車オーナーの情熱に迫る!

 今回は、ライフをカスタムする「no.vip.no.life1111」さんをご紹介。

免許を取って最初に買ったのはオデッセイ。納車してすぐに車高を落としていたという「no.vip.no.life1111」さん

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「平成ギャル」の幻影を追いかけて…

 実はこのライフ、2台目なんですよ。1台目は、ずっと欲しかったエアロを買い揃えたタイミングで、エンジンがダメになってしまって。せっかくなら最後まで完成させようと、1年前にもう一度買い直したんです。

禍々しい造形のエアロを身に纏ったホンダ・ライフ

 でも、費用的にはそんなにですね。車体は6万円でしたし、塗装も自分でホームセンターの缶スプレーを使って。かなりの部分をDIYでやっているので、全部で100万円もいかないくらいだと思います。

 一応このライフは、「平成のギャル車仕様」をコンセプトに作っているんですよ。自分自身は当時まだ小さくて、かなり内気な方だったので、全然別の世界の人たちってイメージだったんですけどね。

リアハッチを開けるとラゲッジスペースを埋め尽くす巨大なカスタムオーディオが

 ただ、最近は平成ブームが来ているのもあるし、あとは車的にもカワイイ系のライフをあえてゴツくしたら面白いんじゃないかなと。それで、当時の雑誌なんかを参考に、内装の雰囲気を再現している感じですね。ハンドルまわりの小物も、あの頃の女子高生がガラケーにジャラジャラつけていたイメージで。

 実際、40代くらいの方から「懐かしい」と言ってもらえることも多くて、それが一番やりがいを感じる瞬間になっています。この車を通じてギャルやギャル男界隈の人たちとも交流できていますし、苦労して作ってよかったなと思いますね。

ギャルっぽさを意識し、インテリアにはピンクのアニマル柄を多く取り入れた

 外装もホイールにケルベロスっていう、昔かなり流行っていたモデルを履かせて。もともと親も同じホイールを履いていたこともあり、思い入れが強すぎて……。胸元にケルベロスのタトゥーも入れちゃって(笑)。まだ完成途中なんですけどね。

 このライフは通勤にも使っていますよ。仕事は介護士なんですけど、職場の方針として、「働く側も趣味をもって人生を輝かせよう」というスタンスなので、何か言われることはないですね。

自身でもパラパラを勉強中だが、「見せられるようなものではない」と謙遜

 介護職はもう高卒からずっとですね。ぼく自身、両親が離婚していて、おじいちゃんが父親代わりみたいな感じで、お年寄りと一緒にいる方が落ち着くというか。なのでかなり早い段階から、介護の仕事をしようと思っていたんです。

 車に関しては親から「まともな車に乗れ」と言われますけど……。色んな人とつながるきっかけをくれる車ですし、趣味は続けていきたいと思います。

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