「同じようなプレーしかできないと…」賛否両論あった塩貝健人への評価は?
――塩貝健人選手も初ゴールを挙げました。ただ、ゴールを決める前に3人に囲まれてパスを出さずにいたシーンでは、賛否両論ありました。
城 FWなので、ゴールを狙うのは大事なこと。塩貝自身も取りたいという気持ちが強かったと思うし、松木が点を取っていたので「俺も」と思ったと思う。それがプレーに出てしまった感じだよね。
森保一さんからは「状況判断が大事」と言われていたけど、自分は狙っていいと思う。ベテランになったり、経験を積んだりすると周囲を使ってプレーできるけど、今はまだ若いし、このことを経験にしていけばいい。
ただ、何試合も出てるのに、チャンスの時に今回と同じようなプレーしかできないと、使われなくなる。周囲の選手からも「ふざけるな」となるので、今後どう成長していくのか、楽しみです。
べネズエラ戦の前半は「ヒドかった」「うまく連係できず、ままならなかった」
――べネズエラ戦は、2-1での勝利でしたが、ウルグアイ戦から10名スタメンを入れ替えての試合でした。
城 前半はヒドかった。そりゃ10人も変えればうまくいかない。新しい選手を試すなら、レギュラーの選手がいるなかで、2、3人を起用するのが理想。その方が新しい選手がチームに順応するのに効率がいいんです。でも、これだけメンバーが変われば、連係は難しく、自分をアピールしたいと個々のプレーに特化してしまう。
それではチームに入った時の個人の課題やチーム戦術への適合とかの問題が見えないんですよ。瀬古(歩夢)、渡辺(剛)、鈴木(淳之介)ら経験がある選手とボランチに鎌田がいたので、この4人でなんとかビルドアップはできたけど、いざ点を取るための攻撃になると、うまく連係できず、ままならなかった。
守備面では、攻守の切り替えやプレスの場面などを練習で学んで意識高くやっていたけど、攻撃はかなりもたついた感がありました。
――攻撃陣は、どういうところに課題が見えましたか。
城 攻撃の際、FWの後藤(啓介)にボールが入らなかったけど、後藤にボールを入れるためにはどうしたらいいのか。後藤は、どう動けば良かったのか。そういう考えが足りなかった。
齋藤(俊輔)も後藤にボールを入れる際、スペースを空ける動きをするとか、ボールが入った瞬間にサポートに行くとか、そういう工夫が見られなかった。初代表で緊張感もあったと思うけど、チームとして味方を活かし、自分がどう活きるのか、そういう感覚を持たないと生き残れない。
