“お尻ナースコール”でやってきた看護師さん 

 もういい、ねてしまおう。と思っていたら

 看護師さんが「どうしました?」と入ってきた!

 ……3秒間の沈黙

(どうしよう?)(言う?言わない?)

「何でもないです」

 しかし、挙動不審な私から目を離そうとしない。ごまかしてるのがわかってるのだ

「あの~。もらしちゃいました。なぜ、異常がわかったの?」

「ナースコールが鳴ったからです」

「えー!」

 またやったのだ。たまにやる“お尻ナースコール”だ。自分で呼んでいたとは

 トホホ

「遠慮せずに呼んでくださいね」

 やっぱり看護師さんは天使だ

 読み直して、改めて顔から火が出そうです。

「『お店で一番地味なTシャツを選んだのよ』と妻」

「お尻ナースコール」とは寝返った時などに自分のお尻などで延長スイッチのナースコールを押してしまうこと。なんで、肝心な時にそういうことをしてしまうのか? やっぱり慌てていたのです。

 実はこの日の夜勤は、前回の時と同じHさん! ところが仮眠中で代わりのTさんが来てくれたのです。助かりました。おねしょ対応が二度同じ人では恥ずかしすぎますから、そのまま退院していたかもしれません。

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