無菌状態だった部屋から、ウイルスの蔓延している世界へ
■ブログ 4月25日 入院129日目
ブログをご覧になっている皆さま
今月中に退院できることとなりました。
「長かった」と感じる一方で
「こんなに短い期間で退院できるなんて素晴らしい」というのが本音です。
ここから、笠井信輔にとっての「コロナとの戦い」が初めて始まります。
皆さんの苦労と不安は、寄せられたコメントを読んで理解しているつもりです。
ようやく私の番が回ってきたのです。
退院が決まった途端に、岡江久美子さんが亡くなり、東京都の感染者数は1日161人を記録しました。
岡江さんは感染後、自宅療養をしている中で、急変し、亡くなりました。
コロナは、それだけ恐ろしい。
私は、無菌状態だったこともあるこの部屋から、ウイルスの蔓延している世界に、初めて飛び出すのです。
そこで昨日、私の呼びかけで、LINEでの家族会議を行いました。最近流行の、スマホで顔を見ながらの対話です。そこで家族と確認しあったのが
「自宅内セルフロックダウン」
今、私が自宅で感染してしまったら、免疫力が低下しているので大変危険です。担当の先生からも、
「自宅内で家族と会話をする時には全員マスクをしておくように、できれば1メートルから2メートル離れて会話をするといいですね」
などアドバイスを受けました。
だとしたら、私は家族との接触を極力避けるべきなのです。退院したからといって、家族と食卓を囲んで賑やかにお祝いするなどという事は考えてはいけないと思いました。
私は自室にこもります。食事も1人。食事の上げ下げ時も家族に会わないようにします。
皆さんが人との接触を8割減らす努力をしているように、私も人(家族)との接触をしないよう努力します。
それが、自分の命を守ることにつながると考えるからです。
家族は、私の訴えをストレートに受け入れてくれました。
しかしやっぱり、笠井家はちょっと違うなと思いました。
深刻に話をしていたのですが、みんなが画面上でいろいろな顔に仮装をしていくので、話の内容よりもその仮装が可笑しくて可笑しくて…!私はそのうち声を上げて笑い出しました。
免疫力が上がりました。
深刻になりすぎて、自らを追い込みすぎるのも良くないなと、笑顔もまた自分の命を守る方法なんだなと妻や3人の息子たちに教わりました。
家族には本当に感謝です。