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無罪となった男はその後…
逮捕され、無罪となると、中勝美はこの土地で暮らしづらくなったのか、大阪の西成へと流れていき、そこで前述の殺人未遂事件を起こし、収監された刑務所で死亡した。
中勝美という男は、舞鶴の事件は無罪という判決が出ているが、何度も人に刃を向けるという暴力的な一面を持っていたことは紛れもない事実であった。
中勝美が暮らした住宅は、舞鶴市朝来西という土地にある。
すでに建てられてから五〇年ほどの年月が経過していることもあり、昔ながらの低層の団地という雰囲気で、建物の壁には黒いシミなどが浮いていて、傷みも目立つ。訪ねたのは夕暮れ時だったのだが、空いている部屋も多いのだろうか、明かりが灯っている部屋は少なかった。
部屋の間取りは、3Kで、1階と2階が居住空間となっている。中勝美が暮らしていた部屋は、今も誰も住んでおらず、ガラス越しに部屋の内部が見渡せた。
