俳優の雛形あきこ(48)が、10月16日に22年ぶりとなる写真集『三原色』(主婦と生活社)を発売した。同写真集では20歳以来となる水着姿に加え、ランジェリー姿などにも挑戦している。

 10代の頃は求められるイメージに応えるようにグラビアを続けてきたという彼女だが、48歳になった今、なぜ再び写真集に挑んだのか。撮影に込めた思いと、年齢を重ねたからこそ見えてきた表現について聞いた。(全4回の4回目/最初から読む)

雛形あきこさん

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22年ぶりに写真集を出したワケ「メロいって何ですか?」

――22年ぶりとなる写真集『三原色』が発売になりました。作品では水着姿も披露していますが、そもそもどういった経緯で、今回写真集を出そうと思ったのでしょうか。

雛形あきこさん(以下、雛形) 写真集については、今までもお声がけしてくださる出版社はあったんですけれども、踏み出すことはなかったんです。

 ただ今回「ar」の編集者さんから「一緒にやりませんか?」というお話をいただいて。「『ar』って、すごく若い人向けの雑誌だよね。私でいいのかしら」っていう感じだったんですけれども、実際にお話をうかがってみて、私で写真集を撮りたいという熱量を感じたんです。

――どのあたりの言葉が特に刺さったんですか?

雛形 「メロいものを作りたい」と言われて、「メロいって何ですか?」って(笑)。私が言われたことのない言葉だなと思って。

 でも、そんなふうに違う目線で私を見て、私というものを表現してくれることって、なかなかなかったので。私が気づいていない部分もたくさん引き出してくれるのかなと思いました。

 グラビアもすごくやってきて、写真集もたくさん出してきたから、全部やったつもりでいたけれど、この年齢でやれることはもっとあるんじゃないかと。やっぱり挑戦していきたいという気持ちも大きいので。それが一致して「じゃあ、やりましょう」となりました。

――パートナーである天野浩成さんには、写真集を出すことについて相談されたんですか?

雛形 天野は私と一緒のタイミングで写真集の話を聞いていました。それに彼は、私がやりたいと言ったことには基本的に反対しないんですよね。「今、これがやりたいことなんだな」ということは応援してくれる。出来上がったものも見て、「かっこいい」と言ってくれました。

――20代の頃の写真集と今回の写真集の違いはどこでしょうか。

雛形 今回は、衣装を決める段階から一緒に参加しました。すごく久しぶりだったので、下着一つ、水着一つでも、自分の肌やサイズに合ったものを着たかったんです。

 撮影に行く前に「こういうもの」「こういう色」「レースだったら肌に合うのはこういう感じ」と事前に伝えて、それをスタイリストに集めてきてもらって、さらに試着もしてと徐々に積み上げていった感覚がありました。

 衣装は今の自分に合う水着だったり、ランジェリーだったりというものを選んでいきました。今のベストを出せるものを選んだつもりです。