大泉 しかし先生、私は文句があるんですよ。先生は私の今後のお正月の過ごし方を変えてしまいました。これまでのお正月は、そこしか休める時期がないから旅行に行ったりしていたんだけど、これからはもう、1月2日、3日は箱根駅伝の中継が気になってしょうがない。旅行に行けなくなっちゃいましたよ。
池井戸 ハハハ。今年の年始も、実際に中継が行われている日テレの副調整室を見学なさったそうですね。
小涌園前で観戦
大泉 はい、今年はとにかく慌ただしかったですね。毎年、地元の北海道に帰って、1月3日くらいまで両親や兄夫婦と過ごしているのですが、今年は元日の朝に「明けましておめでとう」と言って、昼には「じゃあ俺、帰るわ」と。でも、スタッフさんに解説していただきながら実際の中継の現場を見て、改めて箱根駅伝ってこんなに面白いんだというのを実感しました。
池井戸 僕も今年は現場でレースを見ていたんです。往路の5区と復路の6区、山登りと山下りの重要ポイントである小涌園前で。
大泉 そうでしたか!
池井戸 5区では青山学院大学の黒田朝日選手(現・GMOインターネットグループ)が4人抜きで往路優勝を果たすドラマがありましたが、現場で見ると、彼だけ特別に速いとは思えないんですよ。みんな速くて、すぐに目の前からいなくなってしまう。でも、テレビで見ると黒田選手はやっぱりすごく速かったんですよね。
※この続きでは伊藤沙莉さん、竹中直人さん、小日向文世さん、市川猿弥さん、山下智久さんなど共演者の裏話を大泉洋さんが明かしています。約7700字の全文は、月刊文藝春秋のウェブメディア『文藝春秋PLUS』と『文藝春秋』2026年11月号に掲載されています(池井戸潤×大泉洋「『俺たちの箱根駅伝』を10倍楽しむ 爆笑ウラ話」)。
