「道路予算については大幅にカットをしました」
「那須烏山市と那珂川町の令和8年度の道路予算については大幅にカットをしました。2つの要件がありますので言っておきます。1つは首長が『自民党の国会議員は要らない』という行動をとったものですから。
2つ目の要件は(衆院選の)票数ですね。多くの市民、町民がそういう判断をしたということですから、そうであればですね、『自民党は必要だ』と。『自民党の議員に頼ってインフラ予算が必要だ』というところに多く(予算を)回すのが当たり前の話ですから、それをやりました」
今年2月の衆院選。簗氏は自民党公認で出馬したものの、松下政経塾出身で無所属の渡辺真太朗氏が猛追。那珂川町長や那須烏山市長らが渡辺氏を支援した結果、簗氏は選挙区で敗退してしまったのだ(比例復活で当選)。「(道路予算を)大幅にカット」したと明かしたのは、その渡辺氏を支援した自治体だった。
総会の会場で「そらそうだ!」という掛け声が発せられると、簗氏のボルテージも上がっていく。
「こういう話は、一般の方の会では言いません。いろんな見方をされるので。ただ、こういう役員レベルの皆さん、自民党支持の皆さんの前ではお話をしています。那須烏山市については前年度の64%減、3分の1にしました。そして、那珂川町は54%減にしています」
さらに、道路予算の削減は“武士の情け”とばかりに、こう言ってのける。
「私もですね、ちゃんと命は守らなければいけませんから、市民町民のですね。河川の関係は触っていません。道路(予算)の命に支障のないところで実現した。これくらいのことはやらないとですね、真面目にやっている人たちが浮かばれないんですよ。で、党の組織の統制がとれなくなるんですよ。こういうことをやっていれば……」
それだけではない。簗氏は前日の5月23日、栃木県那須郡那須町の自民党支部の総会に参加した際、建設業協会のメンバー2人と交わした会話について明かす。
