――身長の違いを生かして協力することも、いろいろありそうですね。
のぶパンツ 高いところにあるものを取るのは、全部たえちゃんの役目ですね。夏場に天井に虫がいるときは、僕ではどうしようもないので、たえちゃんに肩車してもらって、僕が殺虫スプレーで退治したりとか。あと、買い物に行ったときに子ども服のサイズが合っているかいないか確信が持てないと、「ちょっとこれ当ててみて」って、僕をマネキン代わりにしてサイズ感を確認したりとか(笑)。
たえちゃん 逆に、低いところの掃除とか、ベッドの下に何か物が落ちたときは、主人にお願いしますね。あと、なぜか電球の交換とか、ブレーカーが落ちたときに、主人に「ちょっとお願い」って頼んでしまうんですけど、冷静に考えたら自分でやったほうが絶対に早いですよね(笑)。でも、とりあえず頼んでしまって、結局彼が椅子に乗って背伸びしてがんばってるのを、私が下で支えるっていう。
のぶパンツ 「あれ? 支えてるほうじゃないよな、たえちゃんがやったほうが早いよな」って、僕も心の中で絶対思うんですよ(笑)。でも、頼られるのは嬉しいんで、ついついやっちゃいますね。
「お金がたくさんあることより、彼が毎日笑顔で家に帰ってきてくれることのほうが、ずっと大事」
――仕事面ではどんな工夫をされていますか。現在はAmazonの配達員をされているとのことで。
のぶパンツ 建築の仕事はチームプレーなので、常に周りに気を使うことが多かったんですけど、今の配達の仕事は基本的に一人でやってるので、人に気を使うことがないのがめちゃめちゃ精神的に楽ですね。あと、この見た目なので、お客さんに一発で覚えてもらえて、すぐ仲良くなれるっていうのも楽しいですし。「いつもありがとう」って声をかけてもらえるのが嬉しいです。「TikTokやインスタ見てるよ」って言ってもらえることもありますよ。
――身長が低くて配達の仕事が難しいということはないですか。
のぶパンツ 全然ないですね。むしろ、狭い道とかもスイスイ行けますし。ただ、良くも悪くも目立つので、絶対に悪いことができないです(笑)。配達の仕事って、荷物を投げたりとか、ちょっとイメージがよろしくない話もたまに聞くじゃないですか。僕は絶対にそれができないです。誰が見てても、「あの小さい人や」ってすぐバレてしまうんで(笑)。常に丁寧に、安全運転を心がけています。
