――建築の仕事のほうが収入は良かったのでは。
のぶパンツ そうなんですよ。正直、収入は半分以下になりました。でも、今は病気が再発しないこと、心穏やかに過ごせることを最優先してるので。どうしても給料が下がっちゃってる部分はあって、そこはたえちゃんに苦労をかけてます。家のやりくりを全部しっかりしてくれてるんですけど、子ども6人いるんで、食費だけでも月10万円以上は軽くかかってますよね。
たえちゃん かかってますね。お米もすぐなくなるし、育ち盛りなので食べる量がすごくて。でも、まあ、業務用スーパーを活用したり、いろいろ工夫してなんとかやってますね。お金がたくさんあることより、彼が毎日笑顔で家に帰ってきてくれることのほうが、ずっと大事なので。
身長138センチでも運転免許は取得できる
――そういえば運転免許の取得でも苦労されたそうですね。
のぶパンツ 18歳のときに、鳥取の合宿免許に行ったんですけど、入校初日に教官から「君、ちょっと身長が足りないから、ここでは教えられない。帰りなさい」って、帰らされそうになったんですよ。身長に関する何かしらの基準みたいなのがあるらしくて。でも、こっちもはるばる大阪から来てるんで、「そんなん聞いてないですよ!」って食い下がって。
結局、座席にクッションを敷いたり、ペダルに補助器具をつけたりするっていうケアをすれば大丈夫だったっていう話で、無事に卒業できました。今は120センチ台でも免許を取れる方がいるみたいなので、その当時もルールが曖昧だったみたいです。
――車の運転に関するコメントもSNSに届いています?
のぶパンツ 僕より身長が高いのに「車の運転を諦めてる」っていう人が意外と多くて、それはもったいないなって。僕は普通免許のほかに中型免許も持っていて、最大で4トンダンプまで運転できるんですよ。建築の仕事をしてたときは、砕石とか土砂を運んだりもしてたんで。さすがにクラッチが奥まで届かないので、背中とシートの間にカバンを挟んで高さを調整したりとか、工夫はしますけど、全然問題なく運転できます。だから、「諦めんのかな、やってみたらええのに」って思いますよね。
――車でコンビニに行ったら、ザワついたことがあったとか。
のぶパンツ でっかいダンプから、僕みたいな小さいのがヒョコっと降りてコンビニに入ったときに、店内にいるお客さんたちがみんな「えっ、えっ?」て二度見する顔を見るのが、結構快感やったりします(笑)。
タバコを買うときも、カウンター越しだと僕の頭しか見えないんで、いきなり「78番のメビウスください」って言ったときの店員さんの驚いた反応とか、なんか心地いいんですよ(笑)。喫煙コーナーに入ったときも、周りが「えっ、えっ? 子どもが入ってきた!?」みたいな顔されたり。そういう日常の小さなサプライズを楽しんでます。