夏のバイト初日、ビーチの監視所から突如消えた16歳の少女モリー。現場に残された脱ぎ捨てられたサンダルと開いた救急キット、そして前日に母親が目撃していた「白い車の不審な男」……。大規模な捜索も虚しく捜査は難航を極めたが、事件は3年後、最悪の形で急展開を迎える。

 平成12年にアメリカを震撼させた事件のその後を、鉄人社の新刊『知ったら最後、夜眠れなくなる 世界の未解決ミステリー68』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目)

写真はイメージ ©アフロ

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森で発見されたのは…

 2年後の2002年秋、ウォーレンから約8キロ離れた町パーマーのウィスキー・ヒルと呼ばれる森で、失踪当日モリーが着ていた青い水着が発見された。さらに1年後の2003年6月9日、州警察の捜索により、同じ森で彼女の遺骨が見つかる(骨のDNA検査と歯科記録で本人と特定)。

 頭蓋骨を含む27の骨片は動物が荒らしたとみられ、約14万平方メートルもの広範囲にわたり点在していた。死因は特定できなかったが、検死官は他殺と断定。

 犯人はモリーを拉致後、森の奥深くに運び、浅く埋めたか、または放置したと推定された。