キャンプ帰りの車内は「最悪の雰囲気」

「どうしたの? 大丈夫?」

 テントの外から、紀恵さんが声をかけてきました。表に出て事情を説明すると、「ストレス、たまってんのよ。今日くらいいいんじゃない? たかだか1ページでしょ」と言います。

 私は、「いや、ここでこの日課を崩してしまうと、本人が辛くなるだけだから」

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 そう言ってテントの中に戻ると、娘がノートをビリビリに破いています。私は思わず娘を大声で叱りつけました。たった1ページもできない子が志望校に受かるはずがない、などと言ったと思います。

 さらに娘も反抗してきたので、激しい言い争いになりました。見かねた夫が娘を連れ出し、少し離れたロッジのテーブルで勉強をさせたのでした。

写真はイメージ ©AFLO

 その後、子どもたちが遊んでいる間に、私と夫はテントを片づけ、短いキャンプを終える準備を進めました。そして、後ろ髪を引かれる思いで車に乗って帰路についたのです。娘はむっつりと押し黙っていたかと思うと、弟に嫌がらせばかりします。それをまた私が咎めて口喧嘩になり、車内は最悪の雰囲気でした。

 それからも何度か希さんと紀恵さんの3人でランチをすることがありましたが、娘が小6になると、ほとんど会えなくなりました。