上皇のご意向を受け、宮内庁が葬儀を大幅縮小する方向で検討していることが明らかになった。お互いに90歳を超えられた上皇ご夫妻。お墓、住居、相続、そして――お二人は様々な形で“終活”を進めておられるようだ。(全2回の2回目/初出:「週刊文春」2026年9月17日)
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ここ数年、上皇ご夫妻の体調には次々と異変が生じていた。
19年に白内障の手術をされた美智子さまは、24年10月に仙洞御所内で転倒され、右大腿骨上部を骨折。東京大学医学部附属病院に入院し、骨接合術を受けられた。
リハビリのため赤坂御用地を散策
「宮内庁は翌11月、日産自動車から福祉車両(高齢者や体が不自由な人のための特別な装備が施された車両)を約540万円で購入していますが、時期的に美智子さまのための車両と見られます。その後、リハビリもかねて、夕方に赤坂御用地内を上皇さまと散策されるようになった。昨年1月に行われた新年一般参賀には杖を使わずにご登場されました」(宮内庁関係者)
一方、上皇も昨年5月と7月にそれぞれ5日間、東大病院に入院。無症候性心筋虚血の検査と内服治療のためだった。日々の生活で心臓に負荷がかかりすぎないよう運動量を調整するとともに、新たな薬の投与も始められたという。
「上皇さまは現在、92歳、美智子さまは91歳ですが、体へのご負担が大きいのでしょう。90歳を迎える前後からお出ましの数も激減しています」(皇室関係者)
実際、宮内庁のホームページによれば、23年には、都内の美術展などを中心に、京都や奈良、栃木、長野をご訪問されるなど、県外にも積極的に足を運ばれ、弔問などを除く一般的なお出ましの数は20回を超えていた。ところが、24年は10回程度に減り、昨年は僅か4回に留まっている。
今年は、5月19日から26日に葉山御用邸を訪れた以外、目立ったお出ましはない。葉山では、かつてご友人たちと積極的にご交流されていたが、今回は散策の時間を除き、多くの時間をお二人で過ごされたようだ。さらに、こんな場面も目撃されている。

