崩壊する「幸せな生活」

 また、それとは別に一家の縄張りにある風俗店の管理も任されました。

 縄張り内で風俗店の営業を認める代わりに、お店には毎月決まった額の管理料を払ってもらっていました。それらを僕が集金し、まとめて組織に納めることで、そのうちの一部を手数料として受け取りました。

 そうして得たお金で借金を返していったわけですが、結局、僕がたどり着いたのは監獄でした。

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 30歳のころ、些細なことから僕は警察に捕まります。同業者とちょっとしたトラブルになったのですが、話をつけようとしたら相手が怖がって警察に駆け込み、恐喝未遂で逮捕されたのです。

逮捕→刑務所生活に

 30歳のころ、些細なことから僕は警察に捕まります。同業者とちょっとしたトラブルになったのですが、話をつけようとしたら相手が怖がって警察に駆け込み、恐喝未遂で逮捕されたのです。

 そのときは初犯だったこともあり、執行猶予(懲役1年6か月、執行猶予3年)ですぐにシャバに戻れたのですが、そのわずか3か月後、交通事故をめぐるトラブルでまたもや逮捕されてしまいました。

 裁判で再び有罪判決を受けた結果、執行猶予は取り消され、新潟刑務所に初めて服役することになりました。刑期は、このときの懲役3か月に以前の懲役1年6か月が加算され、1年9か月の実刑でした。

 刑務所は本当に酷いところでした。僕は最初、雑居房といって8人くらいが寝起きする大部屋に入れられました。