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中学受験は「偏差値」より「相性」で決まる……スピードの「筑波大附」と思考力の「渋谷幕張」 

「入試問題との相性」が一目で判る「処理力マトリクス」を公開!

人気共学校「渋谷教育幕張」「筑波大附」を比較すると

 次に人気の共学校で比べてみると、「渋谷教育幕張」(女子偏差値72)は思考題寄りで1問あたり約4分、「渋谷教育渋谷」(同68)は思考題寄りで約3.5分、「慶應中等部」(同70)は思考題寄りで約2.5分となっており、「筑波大附」(同68)は典型題寄りで約2分です。

「渋谷教育幕張」は高い思考力の要求される問題にじっくり取り組まねばならない学校、「筑波大附」は典型的な問題をかなりのスピードでこなさないといけない学校だといえます。

 志望校の入試問題の傾向を知って、それに沿った対策をし、志望校合格に近づくのがもちろん大前提です。しかし、入試までの残された時間では、効果が上がらない場合もあります。

 そういった時の現実的な選択肢として、偏差値を落とした学校を探すよりも、子どもと相性のよい入試問題の学校を選ぶという方法もあることを覚えておいてください。前述したとおり「中学受験 大逆転の志望校選び」では、処理力以外にも、算数の問題傾向、国語の記述量などの分析もしています。ぜひ、最終的な志望校、併願校選びの参考にしてください。

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