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「おじさんLINE」について論じると必ず言われる「連絡先を教える方が悪い」問題

2018/12/08

 私がメディアで度々書いている「おじさんLINE」問題ですが、こういう話をすると必ず出てくるのが「連絡先教える方が完全に悪いよね」と言う人たちなんですよね。さまざまなケースがあるとは思うんですが、「異常なまでに執着してメールなりLINEなりを送ってくる問題児」よりも「連絡先を教えただけの女性」が全部悪いというのは、さすがにうがちすぎだなぁと感じます。

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この戦争は終わらねえな……

 これを言われる度に「この戦争は終わらねえな……」と思うわけなんですが、今回は「なぜおじさんに連絡先を教えなければならなかったか」について、個人の見解を述べたいと思います。

 まず前提として、私は「仕事に関係のないプライベートな連絡をしつこく、頻繁に送ってくるおじさんたち」を総称して「しんどいオッサン」と呼んでいます(私がたまたま遭遇したのが40~60代の男性だったための呼称ですが、男性の方に経験談を聞くところによると、「しんどいおばさん」も存在するそうです)。

「しんどいオッサン」の一例(休日に上司から送られてきたLINEメッセージ)

普段はそんな素振りを見せない

「なんでこういう人に連絡先教えちゃうの?」という意見をいただくこともあります。確かにLINEの文面だけを見ると「見るからにヤバイ変態のおじさん」を想像してしまうのですが、そもそもしんどいオッサンになるのって、職場の上司だったり、お客さんだったりすることが多いんですよね。普段はそんな素振りを見せないし、周りから見ると「普通の人」なんです。

 もし「見るからにヤバイおじさん」に連絡先を聞かれたときは、誰だって、なんとしても回避すると思うんです。例えば「あの人に連絡先教えたら、しつこく連絡してくるよ」という情報がすでに耳に入っているような要注意人物であれば。