神田、秋葉原、浅草橋あたりは、最近ホテルやホステルの建設のラッシュ。よく行く「西口やきとん浅草橋本店」の前もホテルになるとのウワサである。
ファミリーバザールで有名な東神田の柳原通りにも、小さなホステルGRIDS AKIHABARA HOTEL + HOSTELが2015年から営業している。
欧米やアジアの若者が多く利用しているようで、夕方には、カフェやバーラウンジがある1階は活気があって人気のホステルである。
太麺のそばに生クリームがよくからまった「そばカルボナーラ」
昼時に仕事に行く途中、このホステルの前をいつも通るのだが、ある時、とっても不思議なランチメニューが視野に飛び込んできた。それは「そばカルボナーラ」(600円)。どんなそば料理なのか気になっていた。
11月最後のある平日の昼前、早速、GRIDS AKIHABARAを訪ねてみた。すると驚くことに、「そばカルボナーラ」には若きそば打ち青年のそばへの熱い思いが込められていたのだ。
1階のカフェラウンジで「そばカルボナーラ」を注文した。待つこと5分、白いプレートに載って登場した。
たしかにそばでカルボナーラが完成されている。プレートにはバターロールが2つとベビーリーフのサラダ、大根のスープが載って、見た目も洗練されている。そばをフォークで食べてみると、太麺のそばに生クリームがよくからまっていて、パスタよりしっとりした食感がなかなかよい。ベーコンからスモークされた香味が広がっている。しかも、塩加減が抜群によい。途中、卵黄をくずして混ぜて食べていくとさらに旨さが増していく。
このカルボナーラのソースをパンに付けて食べるのもよい。そばがすばらしく調和しているところが大変ユニークだと思う。