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先行逃げ切りで優勝へ

 ということで野球解説者の皆様が1位予想をされるホークスは、競馬で例えるならグリグリの二重丸。不気味な存在は印がほとんどついていない穴馬であるマリーンズなのだ。6頭立てのG1でホークスが単勝1.2倍のディープインパクト状態。マリーンズは10倍台のシックスセンス!(競馬を知らない人はすいません) 競馬というものは、1番人気が必ず来ているのであれば、成立はしていない。ほとんどのレースにおいて1番人気は来ないから面白いのだ!

 だからマリーンズファンの皆様、野球解説者の順位予想など気にしなくても結構。お待たせしました。最後に本当の順位をお知らせしよう! 1位マリーンズ、2位ホークス、3位ファイターズ、4位イーグルス、5位ライオンズ、6位バファローズ(2位と3位は逆の可能性あり)で間違いナシ! MVPは寿司ボーイ(レアード)かガンバルガス(バルガス)か悩むところだが、昨年、ホークス戦2勝と無類のホークスキラーのエース・涌井秀章投手も忘れてはならない。

昨年、ホークス戦で2勝をあげた涌井秀章 ©文藝春秋

 現在、オープン戦も爆勝中。この勢いのままシーズンに突入。先頭に立って、そのまま逃げ切ると見た! そのためには重馬場希望(風が強くて雨が降っている状態)。ホークスの末脚は確かにオールフェーヴル級ではあるもののパンパンの良馬場でこそ生かせる。そういう時はサニーブライアンのごとくマリーンズが逃げ切るのだ。さあ、伝説の2019年シーズンまで1カ月を切った! マリーンズファンよ、準備はいいか? 軍資金は足りているか? 10月末(日本シリーズが終わる)まで心身共に持つ状態か? さあ、行こう。マウエの世界へ! みんなで「マウエ!」と連呼しよう。

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ロッテの2019年度チームスローガン「マウエ↑」

堀慶介(スポーツライター)

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