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30年後にどんな木になるのか……ロッテ・福浦和也、2000本安打記念植樹への想い

文春野球コラム ペナントレース2019

2019/05/12
note

未来のマリーンズに貢献するために

「本当に30年後にどんな木になるのか、どんな松ぼっくりが出来るのか、見てみたくなった。そしてその時間の中でこの木には千葉ロッテマリーンズを見守り続けてほしい。自分も引退後、マリーンズに貢献できる存在になれるように精進していきたい」

 今、福浦は選手兼コーチとして二軍選手の打撃指導を行っている。対話を重視しながら選手自身に気付かせる指導を意識している。これからのマリーンズを背負う選手の育成に時間をかけて丁寧に行う事を心がけている。

 二軍の若い選手たちがダイオウショウのような大きな立派な木のようになって欲しいと土をかけ、水をやる作業を繰り返している真っ最中だ。もしかするといつの時代かこの2000本安打記念の木の隣に彼の教え子たちが作り上げた偉業を称える植樹が行われる日が来るかもしれない。そんな浪漫を感じざるを得ない。

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 野球ファンの皆様もZOZOマリンスタジアムに野球観戦にお越しの際にはぜひ記念のダイオウショウが植えられた場所まで足を運んで欲しい。そしてこの場所で、この木がどのように成長するのか。千葉ロッテマリーンズが今後、どのようなチームへと変貌を遂げていくのかという未来の事を想って欲しい。インスタ映えにもいいですし、パワースポットにもなりますよ。

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