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「グローバルポリシーには違反していない」

「私は実名でツイッターを使っているのですが、毎日のように傷つくことがあります。その発言の多くはグローバルポリシーには違反していない。正直もっと厳しくしてくれてもいいのかなと思ってしまうことはあります……。ただ、私は日本法人の代表という立場ですが、こういった私個人の意見でポリシーを変えることは出来ません。

 責任転嫁をするつもりは全くないのですが、利用者がこれだけ多くなった今、ツイッターに日本社会の実情が投影されてしまっているという部分があることは、否めないと思っています。つまり、日本社会に内在するヘイトやレイシズムが、ツイッターで表面化しているのではないかと。ですから、社会全体で教育をおこなっていくことも非常に重要なのではないかと日々痛感しています。そういうコンプライアンスや教育についての議論が、ツイッター上で起きてもいいんじゃないでしょうか」

日本法人ツイッタージャパン社長の笹本裕氏 ©共同通信社

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 他にも笹本氏が、アメリカ本社と日本法人の関係、アカウント凍結の基準、「検察庁法改正案」への抗議デモを始めとするツイッター上のデモについて語ったインタビュー「ツイッター社長直撃『つぶやきの暴力』を考える」の全文は、「文藝春秋」8月号及び「文藝春秋 電子版」に掲載されている。

出典:「文藝春秋」8月号

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文藝春秋

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ツイッター社長直撃「つぶやきの暴力」を考える