「投げる球のスペックはセットアッパークラス」」
(2)横山陸人投手
3年目の豪腕サイドスロー・横山陸人投手。令和のマリーンズを担う投手のひとりだ。パワプロでは球速152km/h、持ち球がスライダーと高速シンカー。そして“ノビB”というステータスである。“ノビ”はその名の通りボールの伸びを示し、直球が球速以上にボールが速く見える。“ノビA”が最も良く、現状のロッテで“ノビB”以上の能力を持つのは横山投手だけである。
シンプルな能力でも、めし原くんは「対戦では破格の強さで、投げる球のスペックはセットアッパークラス」と絶賛する。
「ノビBの直球、決め球にもカウント球にも使えるスライダー、そのスライダーとの相性も良いHシンカーは相手の芯を外しやすく、非常に対戦向きです。調子が普通でも十分に一軍レベル、好調以上で能力が上がれば迷わず勝ちパターンの投手」だそうだ。
今季はファームで守護神をつとめ、先発にも挑戦する横山投手。その奪三振能力の高さは相変わらずだ。夏以降、さらに成長した“ノビ”のあるストレートをマリンで披露してくれると信じている。そして将来は佐々木朗希投手や中森投手らと共に先発の柱を築くのか、それとも彼らの後を受けてゲームを締める守護神となるのか、その未来に興味は尽きない。
「12球団のどこでも外野レギュラーに入る」
(3)藤原恭大選手
そして最後に藤原恭大選手を挙げよう。パワプロの対戦では“強いロッテ”の上位打順で常に採用されている。
最新作のパワプロ能力では「1~3番のどこでも打てる打力、センターを十分に守れる守備力、さらに走力A・走塁Bと、走攻守3拍子揃っています」とめし原くんも評価。総合力は「パワプロなら12球団のどこでも外野レギュラーに入る」という分析をしている。
特筆すべきポイントはその長打力だ。パワーCは安田選手や井上選手に匹敵し、特殊能力も引っ張るとより強い打球が打てる“プルヒッター”、1ストライクを取られるまでミートとパワーの値が上がる“初球○”を兼ね備える。
これらの能力が噛み合ったときに「長打力ならホークスの栗原選手やライオンズの森選手に近いものがあります」とパワプロプレイヤーならでは感覚も教えてくれた。
ロッテファンなら誰もが信じて疑わない藤原選手の潜在能力を客観的に確認できたところで、あとは本人の覚醒を待つのみ! 去年躍動した「黒くて熱い夏」がいよいよやってくるのだ……!
去年はBLACK SUMMERユニホームを着用した7試合では打率.429、2HR、5打点、4盗塁と大活躍。7、8月度の月間MVPも獲得した藤原選手。今季は4月中旬から二軍調整となっていたが、交流戦明けに一軍に復帰。今年のBLACK SUMMERユニホームはライトパープルをキーカラーとした新デザインで7/16のホークス戦から着用する。夏の夜が似合う男が潜在能力を解き放ち、ファンを熱狂させる花火をドカンと打ち上げてくれることを期待したい。
投打が噛み合ってきた千葉ロッテマリーンズ。交流戦はパ・リーグで唯一貯金を作り3位でフィニッシュしたが去年は交流戦終了時点で、28勝28敗の5割だったことを思えば、まだまだ勝負はここから。
チームの秘めた能力と輝かしい未来はパワプロでの強さで証明済みだ。
最後に先述のパワプロのeスポーツ大会・eBASEBALLでは、活躍したゲーム内の選手が、その後のプロ野球で活躍するシーンを多く目にしてきたことも付け加えておきたい。
「今、ロッテが強い!!」そんな言葉が後半戦のニュースやトレンドとなり、実況でそんなフレーズを口にする機会もそう遠くはないのかもしれない。
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ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2021年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。
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