エスコンフィールドは北広島の街と共にもっと進化していくはず
4/30日曜。楽しみに取っておいた試合観戦。実質、僕にとってのエスコン「後半戦」だ。
陣取ったのはファイターズダグアウト上のシート。新庄監督と林ヘッドたちコーチ陣のやりとりが聞こえてきそうな距離だ。
「ラァァァーーーイ!!!」
今日の球審白井さんのコールが場内に響き渡る! 中継カメラの真上だから万波が打席に立つたびやたら目が合う(気がする)! 完成直前にファウルゾーン問題などあったが、この臨場感は自分史上最高だ。1階から3階、どの階層から見てもほとんどストレスを感じない作りになっている。
試合は松本剛が先制タイムリー、矢澤にもプロ初アーチが飛び出し、エスコンで初の連勝。今季初のカード勝ち越しを決めた。
試合後もイベント、温泉、食事などスタジアムを回遊し、夜まで一日中ゆっくり過ごせる。今回はデイゲームだったこともあるが、ナイトゲームだとまた印象が変わってくるのかもしれない。すっかり虜になってしまった。帰りたくない。また来たい。
結局、1日でエスコンを回り切るのは不可能だ。
この日お立ち台に上がった松本剛は「子供も大人もみんな楽しめるスタジアムになってますし、子供のみんなに夢を与えられるようなプレーを毎試合出来るように全力で頑張ります」と語った。スタジアムも、ファイターズもまだ完成形ではない。これから先、もっとワクワクする様々な驚きや喜びを僕たちに見せてくれるに違いない。
従来の判で押した様な凡庸な箱物ではなく、多機能性や独自性に溢れ、賑わいが生まれる事で街が元気になる複合型スタジアムが日本にもっと増えてほしい。プレーヤーが躍動し、ファンが熱狂し、近隣の人々の憩いの場となる。皆に愛され、また絶対に来たい劇空間。エスコンフィールドは北広島の街と共にもっと進化していくはずだ。これから数年かけ、ファイターズを応援しながらその過程も追い続けていきたい……。
でも……来季は東京ドームでも何試合か開催してね。
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