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山本から山崎颯へ、山崎颯から山本へのメッセージ

 山本に山崎颯へのメッセージをお願いすると、

「そうですね、今年とか特に、WBCも一緒にやりましたけど、もっともっと、多分スケールのでかいピッチャー、もっともっとすごいピッチャーになるんだろうなっていうのはすごいイメージできるんで、これからもお互い順調に頑張っていきたいですね」

 と、ともにさらなる高みを目指したいとメッセージを贈った。

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 これに対して山崎颯は、

「WBCに由伸と一緒に選ばれたのが感慨深いのはもちろんですし、WBCの時はもう自分も選ばれて、追加っていうか、投げることはなかったんですけど、やっぱ、ああいう形で、同じ舞台に行けたのは、すごく嬉しいですし、お互い一緒にずっと頑張ってたんで。すごくそこは嬉しかったですね」

 と山本と同じ思いを述べている。

©ネギドラム

「声援はマウンドに上がる時はすごく聞こえてくる」

 ボクシングや総合格闘技などのファンでかつてはキックボクシングのジムに引退した西浦颯大さんと通ったこともある。「あのときはいろんなことをしたかったんですよね。あの時期は、いろんな体の使い方がいいとも言われてたので。野球だけじゃなくて、違うスポーツ……僕、格闘技も好きなんで、よくテレビで見てたので、それで、ちょっとやってみたいなと思ってたんで、あの時やったんですけど、まあ、すごく楽しかったです」と好奇心旺盛な姿も覗かせた。

 今年は選手のイケメン投票、オリメンランキングでも1位に輝き、チームの顔の一人になった。名前が呼ばれるたびにホームだけじゃなく、ビジター球場でも黄色い声援が飛んでいるが、

「声援はマウンドに上がる時はすごく聞こえてくるので、なんとかその期待に応えようっていう気持ちもありますし、じゃあ頑張ろうっていう気持ちもありますし、すごく嬉しいです。投げてる時は集中してるんで、あんまり聞こえないんですけど、すごく自分の力にはなってます」

 と声援も力になっているという。

 最後にファンへのメッセージをお願いすると、

「もう試合も残り少なくなってきてますが、僕らも頑張るんで、チームの日本一に向けて応援してください」

 と笑顔。山崎颯は取材対応も素晴らしく、嫌な顔を見せることなく、一人ひとりに時間を割いて話してくれる。ファンの方がイメージしているとおりの好青年だ。ポストシーズンでは昨年よりパワーアップした姿が見られるはずだ。

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