不正アクセスを受け、運転免許証の画像を含む個人情報が流出したカーシェアリングサービス「タイムズカー」。運営会社を傘下に置く「パーク24」は、本人確認画像の外部流出が確認された人に対し、お見舞金として3000円相当の現金または金券を渡すことを発表した。
今月6日、古川俊治デジタル大臣は一連の情報漏洩事案を受け、「自分の情報は自分で守るという意識を持って」と国民に呼びかけた。では、どう守ればいいのか。「週刊文春」では、絶対にやってはいけないNG行動と詐欺から身を守る鉄壁の方法を解説する。
流出被害が増えた背景
不正アクセスによる個人情報の流出が止まらない。
タイムズカーから運転免許証などの本人画像約160万件を含む約660万件の個人情報が流出したのを皮切りにブックオフで最大約643万件、ローソンで約215万件など大規模な情報漏洩が相次いで報告されている。
「昨年の不正アクセス被害件数は593件だが、今年はすでに600件を超えていて、過去最悪のペース。9月下旬以降の2週間で流出・漏洩、またはその可能性がある個人情報は最大2300万件との試算結果もある」(社会部記者)
サイバー犯罪に詳しい国際ジャーナリストの山田敏弘氏によると被害は8月から増加傾向にあったという。
「この頃に調査を始めた会社の結果が出揃ったタイミングが重なり、報告が相次いだと考えられます。またクラウドサービスを提供するソフトバンク子会社のIDCフロンティアが狙われたことで、同社と契約する500近くの企業や自治体の情報が連鎖的に流出したことも、被害数が膨らんだ要因になっています」
こうした犯罪が増加した背景として指摘されるのが、AIの急速な進化だ。




