阪神はなぜ負けたのか?
昨年のセ・リーグを振り返ると、前半戦を独走しながら最後は見事にヤクルトにかわされ2位に終わった阪神の大失速は、一つの大きなテーマとなるはずだ。
「やはりキーマンとなったのは、佐藤輝明内野手(22)だったと思います」
こう語るのは在阪スポーツ紙のデスクだ。
「阪神は、伝統的に投手を軸にした守りのチームでしたが、昨年は佐藤の加入で化学変化が起きた。結果として生え抜きの近本光司外野手や大山悠輔内野手、外国人選手も機能して打ち勝つ試合ができるようになった。ただ内角攻めに苦しみ当たりが止った佐藤を、矢野燿大監督(53)が本格的に先発から外し出したのが8月末。結果的にはそこからチームは急速に勢いを失い、ヤクルトに逆転を許すことになってしまった」
もちろん佐藤を先発で使い続けたからといって、チームが勢いを取り戻せたかどうかは分からないが、いずれにしても、ルーキーのバットがチーム成績に大きな影響を与えていたことだけは紛れもない事実だった。
そしてプロ2年目を迎える今季。やはり「チームの浮沈の鍵を握るのは佐藤のバット」という声は多い。
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source : 週刊文春 2022年1月20日号