年収が2000万円を切るようになったタレントに「選挙に立候補しませんか」と声をかけると、乗ってくる人がいる。
なんともタレント候補に失礼な説を吹聴している人がいました。国会議員になれば歳費(年収)が2000万円を超えるし、秘書を3人まで国費で雇えるから、マネージャーをそのまま秘書で雇用すればいいというのです。
かつては飛ぶ鳥を落とす勢いがあったタレントでも、やがては仕事が減ってくる。マネージャーなど自分の面倒を見てくれていた人たちへの支払いが苦しくなってくる。そんな様子を察して寄って来る政党関係者がいるというのです。
いざ立候補となると、候補者もそれなりのお金を出さなければなりません。タレントなら、それくらいのお金の用意はできるというわけです。
思わず、「なるほど」と思ってしまいましたが、個々のタレント候補の皆さんは真剣です。こんな説を紹介したら怒り出すでしょうね。
実はタレントに立候補するように説得するには、それなりの技が必要です。たとえば、次のような口説き文句が有効だというのです。
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source : 週刊文春 2022年7月28日号