次期衆院選では野党第一党を窺う勢いの「日本維新の会」。だが、所属議員をめぐる“疑惑”は絶えない。パワハラ、ストーカー、違法献金……。彼らの「正体」とは何なのか。維新関係者の不祥事を暴いた「週刊文春」の記事を紹介する。

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《徹底取材》維新を暴く!“改革政党”のウソと暗部【馬場代表パワハラ音声公開】

 

 次期衆院選で野党第一党を窺う勢いの日本維新の会。だが、セクハラなど党所属議員の不祥事は後を絶たない。なぜこれほど問題が相次ぐのか。そして、党代表にも様々な疑惑が浮上。徹底取材で炙り出す維新の本質とは――。

 

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松井一郎・前代表に直撃80分「橋下コンサル」「万博ピンチ」「セクハラ府議」

 

――なぜ、時間外労働規制の適用除外を求めた?

「過労死レベルの強制的な残業はダメですよ。でも働きたい人、所得を上げたい人は一杯いてる。(会場の大阪市)夢洲(ゆめしま)は特区だから規制緩和していこうと。人は住んでいないし、周辺に迷惑をかけることはない。労働法制はもっと柔軟に変えていかないとね」

 

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維新3回生が議員会館で"マルチ化粧品セミナー" 4回生は妻の“マントラ”で会館来客拒否

 

「最先端の再生医療技術を使った化粧品で、革新的な若返り効果があると説明された。今が投資のチャンス、と。開発者が医師免許を持つ政治家で、議員会館でセミナーをやると聞き、安心したのですが……200万をつぎ込んでしまいました」

 

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吉村洋文大阪府知事 市議の時も在職2日で316万!

 

 吉村氏は「ブーメランが刺さった」と反省の弁を述べ、全額寄付する意向を表明。一方、100万円のために辞職日を調整したのではという指摘には「そんなコスイことを考えるなら市長選に出ていない」と反論した。 だがーー。

 

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「躍進」維新4回生、議員会館でマントラ「オ~ム~」

 

 杉本氏は、議員会館でも定期的にオームチャンティングを開催していた。「政治とは関係のない数名の“信者”が会館の部屋に集まり、『オ~ム~、オ~ム~』と一心に唱え続けるのです」

 

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維新 “辻元清美を倒した男” に違法献金疑惑

 

 政治団体「池下卓後援会」の収支報告書によれば、節夫氏は17年から20年にかけ、個人献金の上限額である150万円を毎年寄附。さらに、池下氏は池下卓後援会や、自身が代表の政党支部「日本維新の会高槻三島支部」の事務所を、節夫氏が所有する自宅敷地内(土地の一部は池下氏の母が所有)に置く。

 

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維新最高幹部「秋田犬利権」を告発する 公益社団法人法違反の疑い

 

「本来は比較審査を経て、担当審査員を中心に審査員同士で合議し、最終的な席順を決める。しかし、T部長は比較審査の最中に私に『(壮犬牝は)これが1席や』と先ほど追加した犬を指定してきました」

 

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吉村知事が絶賛 維新新人議員は「UFOに予算を」「2回見た」

 

「『UFO(未確認飛行物体)を見たことがあるか』と、様々な役人に聞いて回っている維新の新人議員がいます。まさか国会で大臣に質問までしてくるとは……」(内閣府関係者)

 

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中条きよし議員が年金未納700万円に「払わない」

 

「実は中条さんには、数十年に及ぶ年金の未納期間があるのです。累計額は、約750万円。当選の数日後、日本年金機構の職員が事務所に連絡し、その後も督促したのですが、結局支払ってもらえなかった」

 

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年金未納に続き…中条きよし、議員会館から新曲宣伝

 

 統一教会問題が論議の中心だった昨年9月5日。中条氏が行ったのは、約2年ぶりの新曲「カサブランカ浪漫」の“お披露目オンライン会見”だった。しかも――。

 

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維新大阪府議団代表に女性市議ストーカー疑惑

 

「宮脇さんは『笹川さんにパワハラやストーカー行為をされている』と漏らし、関係者に相談していました。笹川さんは当時独身で一人暮らしだった宮脇さんの自宅を深夜に訪れてインターホンを押したり、ラインや電話でひっきりなしに連絡していたそうです」

 

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“一回えっち”府議をかばう維新“身を切る”のウソ

 

 笹川氏の“嘘”とは一体、何か。18日の会見で宮脇氏への感情を問われた笹川氏は「かわいい後輩」とし、小誌先週号の取材にも「好意を伝えたこともない」と明言。だが、小誌が入手していた笹川氏のLINEには説明と矛盾する記述が残っていた。

 

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維新ストーカー府議の“無理やりキス”LINE

 

「維新には“問題議員”が多い。ハラスメント事案が他に発覚した時に同じ対応をとらざるを得ず、追加処分に後ろ向きでした。しかし、世論の反発は収まらず、LINE提出を受けるなど、重い腰を上げて調査を始めた。それでも吉村洋文知事は『議員としての責任を果たしていくことが重要』と擁護していました」

 

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〈音声入手〉維新吉村知事巨漢SP 女性府議への恫喝音声

 

 5月20日、日本維新の会交野市支部総会で「バーンッ!」と机を叩きつける音と、怒号が響き渡った。野太い声の主は、同支部の高石康幹事長(54)。190cm超という巨漢で、スキンヘッドという風貌から維新関係者の間では「入道さん」と呼ばれる有名人だ。

 

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〈音声入手〉被害者に“口封じ”、“つるし上げ音声” 維新はハラスメント天国だった

 

 藤原氏は進行を妨げられないよう、府議らに「友好関係を崩したくないなら出席を辞退するように」と厳命。自身の後援会メンバーが大半の支部幹事に出席者を絞った。

 

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〈連続告発〉維新市議が「工事費を払ってくれない」

 

 森氏は6月19日、B氏に〈これまでの非礼ほんとすみません〉とLINE。同日、話し合いがもたれたが、森氏は「居酒屋で施工不良がある。直しに行け」と要求。B氏が「居酒屋の代金は半分しか貰っていない」と反論すると、「頭悪いんか。払ってたらお前土下座しろよ!」と“逆ギレ”したのだ。

 

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ニセ免許!維新未払い市議に宅建業法違反疑惑

 

 無免許営業となれば、3年以下の懲役または100万円以下の罰金、営業を行わない場合でも看板などで宅建業者を装えば30万円以下の罰金が科される。国交省不動産・建設経済局不動産業課によれば、「HP上の表記も含まれると考えられます」。

 

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「お胸は手で隠す」エロ自撮りで稼ぐ維新女性市議(37)の言い分

 

「彼女は政治家になってからも“裏”で、えびぴらふや天使ちゃん名義でのツイートを重ねていた。議員報酬もあるはずですが、〈お財布が今とても寂しいのでよかったらお願いします〉などと投稿。7月に入り、“エロ自撮り写真”を販売していたのです」

 

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source : 週刊文春