ダイハツには、かつて“天皇”と呼ばれる人物がいた。
現役社員が打ち明ける。
「“天皇”が作った体制こそが、不正が生まれるきっかけになったのだと思います」
◇◇◇
12月20日に発覚した、日本を代表する自動車メーカー「ダイハツ工業」で30年以上にわたって行われていた組織的不正。エアバッグの衝撃実験をタイマー作動でごまかすなど命に直結するような悪質な不正のほか、広くデータの捏造や改ざんなども行われていたという。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル