小誌では、「ハズキルーペ」で知られるHazuki Companyの会長で、武蔵野東学園の理事長となった松村謙三氏(65)について、生徒や保護者に向けられた“問題発言”や、運営面における軋轢を5回にわたって報じてきた。
東京都武蔵野市に本拠を置く学校法人武蔵野東学園は、2つの幼稚園と小中学校、高等専修学校を運営し、生徒数は1500人ほど。健常児と自閉症児がともに学ぶ「混合教育」が全国的にも有名だ。
学園の副理事長に昨年、松村氏が就任。今年2月には理事長に昇格した。その松村氏が、自身の運営する高専の女子生徒に刑事告訴されたという。教育の場で、生徒が理事長を訴えるという異常事態はなぜ起こったのか。
発端は、高専で今年1月10日に開かれた「校則見直し会議」だった。
「週刊文春電子版」では1月27日に会議の様子を報じ、30日にはその音声を公開した。
音声をもとに振り返る。
当日、校内で約2時間、開かれた会議には松村氏とその妻子、同校の石橋恵二校長や複数名の教員のほか、約35名の生徒が参加。昨年施行された「こども基本法」に基づき、校則を緩和するため、松村氏が生徒からヒアリングをするという名目で行われた。
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source : 週刊文春 電子版オリジナル