プロフィール
オーテス・ケーリ
オーテス・ケーリ
1921年小樽生まれ。同志社大学・アーモスト大学名誉教授。14歳で進学のためアメリカに帰国し、42年、アメリカ海軍日本語学校に入学。真珠湾の陸海軍情報局に情報将校として配属され、戦場に赴いたのち、ハワイの日本人捕虜収容所長に就任する。アーモスト大学卒業後の47年、アーモスト大学から同志社大学に派遣される。51年イェール大学大学院で修士号取得。79年まで同志社アーモスト館の館長、92年までアーモスト大学代表を務めたほか、国際文化会館理事としても日本の国際化に貢献した。87年に勲三等瑞宝章を受章、89年に京都市文化功労者として表彰された。著書に『ジープ奥の細道』(法政大学出版局)、『日本との対話 私の比較文化論』(講談社)など。2006年逝去。
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「“売国奴”と罵られても敢えて忍ぶ」「ただこの戦争が早く終わればいい」…米軍情報将校が目の当たりにした日本人捕虜の“リアルな姿”
『真珠湾収容所の捕虜たち 情報将校の見た日本軍と敗戦日本』より #2 -
犬も鼠も食い尽くした後だから、魚などあるはずがない…それでも「とてもうまかった」食糧難にあえいだ日本兵が手を出した“本物のスープ”の中身とは
『真珠湾収容所の捕虜たち 情報将校の見た日本軍と敗戦日本』より #1
オーテス・ケーリの記事で紹介した関連書籍
