「一緒にいて落ち着ける方がいいと思っております」
次女の佳子さまは、2014年のご成年をお迎えになるに当たっての記者会見で、紀子さまについて「母は、週刊誌などでは様々な取り上げ方をされているようですが、娘の私から見ると、非常に優しく前向きで明るい人だと感じることが多くございます。幼い頃は手紙にスマイルの絵を描いてくれたことが、よく印象に残っております」と語っていらっしゃる。
眞子さまと佳子さまは、幼稚園から女子高等科まで学習院に通われたが、お二人がまだお小さい頃、紀子さまは人前でも眞子さまを厳しく躾けられ、佳子さまが自然体でお過ごしになっていても、微笑んで見守られていたご様子を、学習院関係者たちは目撃してきたという。
12月29日、24歳の誕生日を迎えられた佳子さまも、いずれは結婚の日を迎えられ、皇籍を離れられる可能性が高いだろう。先述の成年会見では、「結婚につきましては、将来的にはしたいと思っておりますが、来年の春から、また再び大学生になりますし、現在は考えておりません。理想の男性像は、一緒にいて落ち着ける方がいいと思っております」と結婚願望について言及された。どんな方をお相手に選ばれるのか、注目が集まるが、秋篠宮ご夫妻も「私はできるだけ本人の意志を尊重したいと、そのように考えております」(2017年、秋篠宮さまの誕生日会見)とばかりはおっしゃっていられなくなるかもしれない。
秋篠宮ご夫妻は、12月12日から15日までの日程で、タイを私的訪問された。紀子さまは母子愛育会総裁として、「母子手帳国際会議」開会式などに臨席された。秋篠宮ご夫妻はタイ国内とはいえお二人のご訪問先が遠かったため、それぞれ別行動をされ、最後はそろって帰国された。
紀子さまは、開会式のスピーチで、眞子さまの母子手帳を紹介され、英語で「母と子が、世界のどのような場所に住もうと、どんな状況のもとにあろうと、適切な継続的ケアを可能にするうえで、母子手帳にはとても重要な役割があると思います」と述べられたという。
眞子さまは、ご長女としてご両親の期待を裏切ることなく、すくすくと成長されてきた。ここへ来て、小室圭さんとの結婚の見通しが立たず、ご体調を崩されるような事態に陥られてしまった。かつてのようにご家族との絆に支えられながら、何とか立ち直っていただきたいと強く思う。