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眞子さま、佳子さま、愛子さま――ファッションに見るそれぞれの“夏物語”――2018下半期BEST5

2019/01/02

2018年下半期(7月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。皇室部門の第4位は、こちら!(初公開日 2018年9月15日)。

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 今年の夏は、皇太子ご一家「再生」の時間だったと言えるのではないだろうか。夏のご静養中に、須崎御用邸(静岡県下田市)と那須御用邸(栃木県那須町)の両方で取材機会が設けられた。8月16日、皇太子ご一家は須崎御用邸にお着きになると、報道陣を前に、ご一家揃って須崎御用邸に隣接した三井浜を散策された。何より、雅子さまが実に嬉しそうな笑顔を見せられていたことが印象深い。

三井浜を散策される皇太子ご一家 ©JMPA

 実はこの日、伊豆急下田駅に到着した時点では、雅子さまは白いサッカー地に薄いグレーのラインが入ったストライプジャケットを羽織り、足元はブラックとホワイトのバイカラーパンプス。だが、海辺ではネイビーのカーディガンにホワイトのモカシンをお召しになっていた。愛子さま(16)は水色の襟付きワンピース、そして素足に白いサンダルを合わせられ、皇太子さまのシャツの色味まで、ブルー系で統一されるという演出も自然だった。

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伊豆急下田駅での皇太子ご一家 ©JMPA

愛子さまの「パンプス」デビュー

 愛子さまは、TPOに配慮されてのことか、私服でご両親の公務に同席されるような時は、ほとんどの場合、ナチュラルストッキングをお召しになっている。2015年7月、愛子さまは学習院女子中等科2年の夏休みを利用して、戦後70年の節目に「昭和館」(千代田区)を訪れられた。この時、愛子さまはおそらく初めて子供用のストラップ付きの革靴ではなく、パンプスをお履きになっていた。アイボリーの約3センチヒールのパンプスを合わせられるお姿から、長年取材を続けている記者として、しみじみとご成長を実感したものだ。愛子さまの場合、ご静養に際して駅頭などへお出ましになる時は、サンダルであってもストッキングをお召しになっていると思う。三井浜では素足にサンダルを合わせていらっしゃったようだから、プライベートに近いご様子が公開されたとも言えるだろう。

 8月25日からは、那須御用邸付属邸に滞在された皇太子ご一家。ある日の夕方、皇太子さまと愛子さまがお2人で、「那須テディベア・ミュージアム」にお出ましになった。閉館30分前にいらっしゃったため、一般客と一緒に鑑賞されたようだ。