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年間260泊する私が選んだ「本当によかったホテル&旅館50」――2018年5月~8月編

年間260泊する私が選んだ「本当によかったホテル&旅館50」――2018年5月~8月編

2019/01/03

genre : ライフ, , グルメ

06月05日(火)スマイルホテルプレミアム大阪本町

 スマイルホテルプレミアムはスマイルホテルチェーンの新ブランド。既存の宿泊特化型をよく研究しており、欲しいものが過不足なく用意されているのがツボだ。客室のデスクには、コンセント5個、省スペースデスクスタンドで仕事もはかどる。朝食のレベルも高く、これまた他チェーンをよく研究していて感心する。大阪ではさらに、スマイルプレミアム大阪東心斎橋も開業。最近の大阪ホテルシーンはビジネスホテルも熱き戦いを繰り広げている。

充電ができるデスク(スマイルホテルプレミアム大阪本町)
レベルの高い朝食(スマイルホテルプレミアム大阪本町)

06月10日(日)ホテルバーグランティオス別邸

 プライベートでよく訪れる大森。品川駅からも便利で羽田空港へも近く、意外な穴場エリアだ。そんな大森駅にほど近い、バーがテーマのホテル。ダイニングには寿司と日本の酒それぞれ2つのバーが向かい合う。駅至近という立地にありながら、屋上には貸切露天風呂も併設され、癒やしの時間が流れる。全客室に設置された電子レンジもうれしいアイテムだ。鯛茶漬けの朝食もあり。もはやビジネスホテルとは呼べないような、デザイン性の高いコンセプトホテルだ。

室内(ホテルバーグランティオス別邸)
貸切露天風呂(ホテルバーグランティオス別邸)

06月14日(木)グランパークホテル ザ・ルクソー南柏

 駅前再開発が進んだJR常磐線・南柏駅至近に開業した新しいホテル。エリアのランドマークとしての存在感も期待されている。グランパークホテルの新アッパーブランドにして、サウナ付き大浴場からフィットネス、バーにレストランと従来の同ブランド施設に比べてサービスの幅が格段に広がった。客室は機能性と調度品の品質が高く、書斎としてもベッドルームとしても快適。ビジネスホテルを超えた“コミュニティ型リゾートホテル”といえる。

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機能性と調度品の品質が高い室内(グランパークホテル ザ・ルクソー南柏)
廊下も明るい(グランパークホテル ザ・ルクソー南柏)

06月17日(日)ウォーターホテルS国立

 レジャーホテルは従来ラブホテルといわれた業態であるが、昨今驚きの進化を遂げており一般利用も可能だ。業界でも全国区で知られるこのホテルは、リゾートホテルとしても機能するホテル。特におすすめの客室がフォーシーズンズスイート。明るい浴室でのバスタイムは快適。ジャグジーに冷水をはり、スチームサウナ→冷水浴→テラスでドリンクという流れは、心底癒やされる。各種ドリンクや原価率60%超のグルメも必食。

リゾートホテルとしての機能も充実(ウォーターホテルS国立)
開放感溢れるパウダーコーナー(ウォーターホテルS国立)

06月20日(水)スーパーホテル横浜・関内

 スーパーホテルは快眠に力を入れているホテルとして知られる。ロビーにある「選べる枕コーナー」はビジネスホテルで一般的になりつつあるが、その先駆けがスーパーホテルだ。スーパーホテルはキーレスでも知られる。チェックイン時に暗証番号が書かれた紙が渡され、ドアノブのパネルに番号を入力して開錠する。番号を忘れそうなら、写真を撮るなどしてスマホに記録すればよい。キーレスということはチェックアウト手続きも必要ないということだ。

快眠に力を入れている(スーパーホテル横浜・関内)
キーの代わりに暗証番号を入力(スーパーホテル横浜・関内)