ホテル評論家として2018年の1年間でホテルに宿泊したのは約260泊。そのなかで本当に泊まってよかったといえるのはどこなのか――。

1月~4月編」、「5月~8月編」、「9月~12月編」と3回に分けてお届けするこの企画。5月~8月編の今回、さっそく5月から始めよう。

05月10日(木)ヒルトン大阪

 大阪駅から至近の立地で知られる外資系ホテル。宴会場とエグゼクティブラウンジのリニューアルオープンを耳にして訪れたが、ブッフェエリアと床面積を拡大したエグゼクティブラウンジは印象的だ。程よいホールド感もあるベッドはもちろん、調度品に至るまで、客室の快適さもさすが外資系ホテルクオリティ。エグゼクティブラウンジでは朝食も愉しめるが、和食も充実しており嬉しい限り。ホスピタリティマインドを存分に感じられるステイだ。

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外資系クオリティの快適さ(ヒルトン大阪)
大阪駅から至近の立地(ヒルトン大阪)

05月24日(木)パレスホテル東京

 皇居を望むビューはパレスホテルならでは。調度品のクオリティに唸る広々した客室は、落ち着いたトーン。エビアンスパでリラックスし、ラウンジでゆったりとした時間を過ごせるのもパレスホテルの魅力。オールデイダイニング「グランドキッチン」は開放的にして洗練された雰囲気の中、極上素材の料理を味わうことができる。一流のホスピタリティは一流のホテルに息づくことを再認識できる。

皇居を望む(パレスホテル東京)
落ち着いたトーンの室内(パレスホテル東京)