重要になってくる藤田一也の存在
ならば課題は守備か！？
特に昨シーズン二遊間のエラーがパ・リーグで言えばファイターズに次いで2番目に多かった。とくにショートのエラーが目立ち、もしもショート茂木（西巻）、セカンド浅村で行くなら、バックアップの藤田一也の存在はかなり重要であると考える。守備だけとれば、今からショートを守っても藤田選手がダントツで上手いだろう。短期決戦ならショート藤田、セカンド浅村で行きたい。しかしシーズンは143試合ある。ある程度守備は固定したいと考えると藤田選手が二遊間のバックアップにまわるのが理想かもしれない。それが茂木、浅村の成績にも大いに関わってくるだろう。そして西巻賢二、山崎剛、村林一輝にとってはこれ程素晴らしい教科書はない。彼らがどれだけ将来の自分に取り込めるのかも大切なポイントとなるなら、藤田選手は今シーズンのキーマンだと考える。
最後は外野のポジションだが、怪我さえなければレフト島内、センター田中は確定、岡島豪郎が捕手に戻り、ライトをオコエ瑠偉、注目の新人の辰己涼介、小郷裕哉で争う形か。個人的にはドラフト1位の辰己に注目している。昨秋、同志社との最終戦を生観戦した時のこと。3安打すれば田口壮氏のリーグ安打記録に並ぶ、8回に2安打目の内野安打、これで終わりかと思われたがチームメートが打線をつなぎ9回ツーアウトで最後のチャンスが巡ってきた。結果は初球打ちのセカンドゴロではあったが、何か持っている選手であると感じた。
エンジェルスからの助っ人外国人ブラッシュにジャイアンツからきた橋本到、復活をかける由規にまだまだやれるぞ福井と選手層の厚みもでてきたんじゃないか！
最後に断言させて下さい！
今年は絶対に……
Aクラスに入るぞぉー！！
こころざし低いなっ！
※「文春野球コラム ペナントレース2019」実施中。コラムがおもしろいと思ったらオリジナルサイトhttp://bunshun.jp/articles/-/10296でHITボタンを押してください。
この記事を応援したい方は上のボールをクリック。詳細はこちらから。
