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ドクターストップをかけられた60代「オバ記者」が〈月曜断食〉で11kg痩せて健康になった訳

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月曜断食は困ったときに帰る場所

関口 あと4kg落とせたらちょうど15kg達成でいいじゃないですか。

オバ記者 でも、もう一回月曜断食やるかどうかは迷っているのよね~、私別れた男とは付き合わない主義だから(笑)。

関口 アハハハハ、月曜断食はもう卒業!?

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オバ記者 月曜断食は私にとって実家なの。困ったときに帰る場所というか。私くらいの年齢の人って医者に「痩せろ痩せろ」って一番言われてるはずなんですよね。最初は断食なんてやったら顔がしわしわになるかな? って老けるの覚悟だったけど、結果が真逆なのは嬉しかったなぁ。

関口 今のほうが肌ツヤがいいし、オバ記者じゃなくて「オハ記者」ですね!

オバ記者 前は「オバケ記者」なんて言われてたけど(笑)。

元気な70代80代を過ごすために

関口 月曜断食は究極のアンチエイジングでもあるんです。60代を健康に過ごせれば、絶対に長生きする。70代、80代を元気に過ごすためにこそ60代が大切で、そのための準備を40-50代からやって、体を整えるのが理想的です。

オバ記者 じゃぁ、今度はもっと若くなった私を見ていただこうかしら(笑)。

関口 ぜひ! 今日はありがとうございました。

写真=山元茂樹/文藝春秋

 

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おまけコラム
業界名物オバ記者はいかに誕生したのか? 知られざる誕生秘話

オバ記者 オバ記者ってホント自然発生的なものなんですよ。昔、2000年代に万引きGメンものがテレビでも流行ってたでしょ。私も万引きGメンの取材をしてたんだけど、記事中で万引きをしている主婦の後ろ姿のイメージ写真がほしいって編集部がいうんで、私が万引きオバサンの役をやったの。そしたら、その背中の演技が真に迫ってていいって評判になって(笑)。で、2006年にマドンナが来日したとき、『女性セブン』で「マドンナになりたい!」って大特集を組んだの。そこで、マドンナと1歳違いの私が、メイクもかつらも全部マドンナ仕様にして変身するって企画をいきなり6ページもやることになって。「あの万引き背中にマドンナやらせてみよう」ってのが、オバ記者キャラの始まりです(笑)。

関口賢(せきぐち・まさる)
1985年、千葉県千葉市生まれ。関口鍼灸治療院 HEAL the WORLD 総院長。高校はサッカーの名門・市立船橋でサッカー漬けの日々を送り、2007年、東京メディカル・スポーツ専門学校鍼灸師科卒業。中国式鍼治療専門店ハリー(HURRI)の王尉青先生に憧れ、弟子入り。10年、関口鍼灸治療院 HEAL the WORLD を銀座に開業し、17年に六本木店をオープン。19年4月に名古屋にもオープン予定。歌手・モデル・タレントなどのボディマネジメント・ダイエットアドバイザーとしてサポートし、プロサッカー選手、プロゴルファーのトレーナー活動などでも活躍。のべ約7万人の臨床経験を生かし、時代に合った新たな鍼灸の確立をめざす。

オバ記者(野原広子)
1957年生まれ、茨城県出身。『女性セブン』での体当たり取材が人気のライター。同誌で、さまざまなダイエット企画にチャレンジしたほか、富士登山、AKB48なりきりや、『キングオブコント』に出場したことも。バラエティー番組『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ系)に出演したこともある。DIETポストセブン(https://diet.news-postseven.com)ではダイエットに関するコラムを連載中。

 
 
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