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勉強と筋トレに違いはない NHK『筋肉体操』出演・小林航太弁護士インタビュー

genre : エンタメ, 芸能

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筋トレのきっかけはコスプレから

――筋トレは、趣味のコスプレのために始めたと伺いました。

小林 マッチョなキャラを、ちゃんと自分の筋肉でやりたいなという思いから始めたのがきっかけです。だから、筋肉はコスプレの衣装の一部、というつもりで始めたんですよね。

ここからは、タンクトップ姿でインタビューを受けていただきました

――そもそも、コスプレはなぜ始めたのですか。

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小林 衣装作りがおもしろそうだったんです。最初にチャレンジしたキャラは全身鎧を着込むようなキャラで、その作品のことを知っている人がすごく喜んで写真を撮ってくれたりしたのが嬉しくて。その作品やキャラを好きな人たちに喜んでもらいたいというのが、今でも大きなモチベーションとしてあります。

 だからこそ、やっぱり再現度にはこだわりたくて。自分の好きなキャラはこんな貧弱じゃないでしょ、という気持ちがあるので筋トレをしています。

筋トレもコスプレも、自己満足の世界

――筋トレと、コスプレで似ている点はありますか?

小林 自分が納得できるかどうか、自己満足の世界という点では似ているかもしれませんね。結局、ゴールがないと言えばない。衣装もどこまで細かくこだわるかって、完全にその人の趣味なので。

もっとも自身のあるパーツは背中だそうです

 コスプレも筋トレも、他人にケチつける人が多いんですよ。

――そうなんですか。

小林「ここが違う」とか、ああだこうだ言う人って結構いるんです。

 たとえば、ダウンタウンの松本人志さんが大胸筋を鍛えているのに対して「胸しかやってないじゃん」って揶揄する人もいるんですけど、別に本人が好きでやってるんだからいいじゃないかって思うんですよね。別に胸が好きなら胸鍛えたっていいし、脚鍛えたくなかったら鍛えなくていいんだし。

 自分の好きなものを突き詰めるという意味では、筋トレもコスプレもオタク的な趣味ですよ。

これまで印象に残ったコスプレ

――これまでで一番満足できているコスプレはなんですか。

小林 一番満足できたコスプレか、何かなあ。どれも満足できてるといえばできてるし、できてないといえばできてない。どこかしらちょっと足りないな、と思いつつやっているところがあります。

 

『ストリートファイター』のプロレスラーのキャラクター「エル・フォルテ」のコスプレは結構気に入ってますね。それはね、身長が一緒なんですよ(笑)。僕も168センチで、いつも「身長が足りないな」と思いつつ、いろいろなキャラのコスプレやっているところがあるので。体重も増やして、筋肉の上に脂肪が載っているような、プロレスラーっぽい体を作ったんですよね。