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吉村洋文 大阪府知事
「なんだこの判決。控訴する」

ツイッター 1月17日

 大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ)の50代の運転士2人が、ひげを剃らなかったことが原因で人事評価を下げられたのは不当な人事考課にあたるなどとして大阪市を相手に損害賠償を求めていた裁判で、大阪地裁はひげを生やす権利について「個人的自由に属する」と認定。ひげを主要な原因に人事評価を減点したのは違法だとして、市に慰謝料などの支払いを求めた。上の発言は、裁判結果に対して腹を立てた吉村氏のツイート。

選挙期間中の吉村洋文氏 ©時事通信社

 なお、この人事考課の元になったのは橋下徹氏が大阪市長時代に定めた「身だしなみ基準」だが、この基準は2018年に廃止されている。

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吉村洋文 大阪府知事
「万年最下位でいいと思うなよ」

朝日放送テレビ 2018年8月5日

 全国学力テストの結果で、大阪市が政令市の中で2年連続最下位だったことに激怒した吉村氏の発言。吉村氏は抜本的対策として、全国学力テストの結果を校長・教員の給与などに反映させる意向を表明したが、各界から反発が巻き起こった。

 結局、大阪市は全国学力テストの結果を使うことは見送ったが、市や府が毎年実施する独自テストの結果を校長の人事評価に反映させる制度を2020年から導入することとなった(共同通信 1月29日)。

松井一郎氏には“裏口入学”疑惑が

松井一郎 大阪市市長
「分からんわ、こんなん」

『週刊文春』2012年5月24日号

松井一郎氏 ©文藝春秋

 最後にもう一つ。松井氏は過去、高校に「裏口入学」していたと『週刊文春』が報じている。記事によると、最初に入った大阪の高校を喫煙などの不良行為で退学になりそうだったところ、大阪府議会議長も務めた父・良夫氏が(なぜか高校に対して)激怒。故・笹川良一氏に頼み、福岡の高校の試験問題を入手したのだという。ところが、松井氏は問題を見ても「分からんわ、こんなん」とさじを投げたため、解答を丸暗記して試験に臨み、無事に合格したとのこと。

 松井氏は直撃した『週刊文春』の記者に「君ら、ルール守ってくれんと」と一言だけ発して、以降は回答がなかったという。