昭和34年(1959年)創刊の総合週刊誌「週刊文春」の紹介サイトです。最新号やバックナンバーから、いくつか記事を掲載していきます。各号の目次や定期購読のご案内も掲載しています。

2019/04/30

genre : ニュース, 社会

2012年5月14日、伊勢神宮の臨時神宮祭主として「神御衣祭」(かんみそさい)で初めて祭典奉仕を行った黒田清子さん ©文藝春秋

 4月17日~19日、天皇皇后両陛下は伊勢神宮の外宮(げくう)と内宮(ないくう)を参拝して退位を報告されるため、三重県を訪問された。在位中最後の地方訪問となったこの旅にも、神宮祭主である黒田清子さんの姿はあった。

 最終日、両陛下を乗せた臨時専用列車が近鉄・賢島駅を出発してから約1時間後、黒田清子さんも静かに賢島駅の改札を通り、帰京した。ブラウンのスーツを着て、ご自身のハンドバッグを片手に持っていた姿は、凛として美しかった。気がついた一般の人の中には思わずスマホのカメラを向けた人もいたが、黒田清子さんは、まっすぐ前を見て歩いていかれた。

 その足の運びと背格好は、美智子さまとよく似てこられたように思った。

この記事の写真(10枚)

+全表示