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2019/05/14

目指すのは日本球界での1番

 先日取材に行ったときにも「ここまでのプロ生活はどうですか?」と聞いてみると「クソ順調です!! 最高ですね!」と満面の笑み。ただ勘違いのないように言うと、単に楽観的なわけではなく、例えば先日の敗戦後は「情けないピッチングで負けてしまいました……」ともちろんしっかり反省も。今季の開幕は2軍スタートとなり、藤川球児投手や能見篤史投手にアドバイスを求めたこともありました。これだけ前向きな発言ができるのは大きな目標にむけて、やることをしっかりやっているからです。

 高校生の頃から体のしくみなどについての勉強を欠かさず、今はオフの日も柔軟性やバランス感覚を養うためにヨガに通うなど体作りに充てています。毎日のトレーニングも意図をしっかり理解し誰よりも考えながら取り組んでいるとトレーナーも話します。

 今シーズンの目標は規定投球回到達。「勝ち星は打線との兼ね合いもあります。でも規定投球回に達するということは抑えているから投げさせてもらえているということなので今年はまずそこですね」。安易に二桁勝利と言わないあたり、今の自分がクリアしないといけないことを把握し、この先長いであろうプロ野球生活でのビジョンがしっかり描けている証拠です。

 幼少期は遊び場所の公園に入る順番さえも抜かされたくないほどの負けず嫌いで、「昔から1が大好き!」な20歳。目指すのはもちろん日本球界での1番です。

「いつか沢村賞を獲りたいですね! あと、『日本のエースと言えば才木やな!』って言われるような投手になりたいです!」

 まだまだプロ3年目が始まったばかりです。球団の令和初勝利をつかんだ舌好調投手、彼なら有言実行してくれるはずです。

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