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「お金持ちは銀行で金融商品を買わない」ファイナンシャルプランナーが指摘する3つのリスク

では、一体どこで金融商品を買えばいい?

2019/05/23
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契約してしまった場合はどうすればいい?

 万一の場合、多くの保険契約では一定期間内であればクーリング・オフができます。日本では一般に「クーリング・オフに関する書面を受け取った日」または「申込日」のいずれか遅い日から、その日を含めて8日以内(延長している生命保険会社もある)であれば、申込みを撤回することができます。クーリング・オフの手続きは、生命保険会社の本社か支社あてに、書面を郵送することによって行います。

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 できれば契約を締結する前に中立的なアドバイスができるファイナンシャル・プランナー、保険コンサルタント、IFAなどに相談をしてから契約をしたいものです。保険契約は非常に大きな金額になり、一旦契約をした後に見直しをすると、損失が出る場合もあります(それでも損切りをした方が良いケースもありますが)。信頼できる人がいるならば、最初からお金をかけてでも相談するのも手です。

 もちろん金融機関に所属をしている担当の方の中に、素晴らしい方が見つかれば相談をするのも悪くはないかもしれません。ですが、現状では個人差が非常に激しいと感じます。海外では店舗にAIロボットを置く金融機関も登場し始めましたが、十分なサービスとして育つまでにはもう少し時間がかかるでしょう。

「お金持ちは銀行で金融商品を買わない」ファイナンシャルプランナーが指摘する3つのリスク

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