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「行くぜ、球宴」 ロッテ、井口監督以来のオールスターファン投票選出なるか!?

文春野球コラム ペナントレース2019

2019/06/12

 ファン、球団が一丸となってオールスターゲーム・ファン投票での選手選出に向けて活動をしている。

ええ選手 そろって(ロッテ)マリーンズ

 千葉ロッテマリーンズは井口資仁現監督が選手時代の2013年に二塁手部門で選出されて以来、ファン投票でのオールスター出場はない。これに危機感を抱いているマリーンズは総力を挙げて選挙活動を展開。「ええ選手 そろって(ロッテ)マリーンズ」のユーモア溢れるキャッチフレーズを作りあげると、さっそくポスターを発注。球場内外に公共施設、交通機関、ロッテグループ内各施設などに提出している。

 さらにポスターデザインが背中にプリントされ、表には「行くぜ 球宴」のロゴの入ったTシャツも製作。一般にも販売すると同時に山室晋也球団社長自らがこのTシャツを着て、行き交う人へのマリーンズ選手への投票を呼び掛けている。

背中で訴える山室晋也社長 ©梶原紀章

「これまでファンの皆様の投票任せの部分がありましたが球団としても、ファン投票に向けてしっかりとPRしてファンの皆様に投票を呼び掛けて熱意を伝えることも大事なことだと思います。ロッテには本当にええ選手がそろって(ロッテ)います。ぜひオールスターという舞台で多くの野球ファンにその姿を見てもらいたい。一人でも多くの選手がファン投票で選ばれて欲しいと思い日々、このTシャツを着させてもらっています」

 山室社長はそのように熱く語り、日夜、ファンに呼び掛けるトップセールスを実施中だ。Tシャツを着ているのはこれまで社長一人だったが、現在は場内ウグイス担当の谷保恵美氏や球場リポーター。さらにマネージャー、広報もTシャツを着てファン投票でのマリーンズ選手への呼びかけを行っている。球団トップの熱い想いに職員、スタッフたち、さらにロッテグループの職員も共鳴。グループ内の各職場でも毎日の投票中間発表の情報が流れ、気持ちを一つにしている。開場の際には球団職員たちが来場するファンに投票を呼びかけ、インターン生たちはマリーンズ選手の魅力をファンに説明して回るなど様々な活動を続けている。そしてみんなで日々、投票の中間結果に一喜一憂をしている。