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連載DMM亀山会長に聞いてみた。

2019/06/21

なぜ「公私の区別をつけたほうが得」なのか

 社員というのは社長を見ながら行動するもの。公私混同する俺を見た10人の社員は、それをマネる可能性が高い。その人数分だけ公私混同になったら、納税するより大きな損害が出てしまう。さらに、社員が100人以上に増えると、その10人の上司を100人の社員がマネるようになる。

 つまり、親がしっかりしないと子供も孫もダメになるってこと。だから、経営者は社員が増えるごとに模範になるように、真面目にならざるを得なくなってくるんだ。

 君の言う通り、会社は成長と共に経営方法は変わっていくもの。家族だけでやってた自営業から、社員への責任が生まれ、さらに上場とかすれば株主や社会に対する責任も出てくる。大きくなればなるほどやれることも増える一方、その分だけ責任が増えて窮屈になってくる。

 君がどこを目指すかによって違うけど、大きくなったら変わるんじゃなく、大きくなるために変わるタイミングが、今なのかもしれないね。

 ちなみに、脱税で裏金を貯め込む人がいるけど、あれも割に合わないからやめといたほうがいい。バレたら根こそぎ持って行かれるし、ビクビクしながら貯め込んだ金も仕事には使えない。結局は飲む打つ買うなどの遊びが多くなるだけだよ。

 裏金を天井裏でカビ臭くするくらいなら、納税後の金を日当たりの良いところで投資してあげた方が得。裏金を作れるくらいの人は、稼ぐ力量のある人だろうからね。

いろいろと見てきた俺が言うんだから間違いないよ(笑)。

 

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