人差し指より薬指の方が長い人は女性的
そして堀江教授が「テストステロンを高めるための、教科書のような映画がある」という。『Shall we ダンス?』である。
「あの映画は、趣味をもち、ワクワクしながら仲間をつくり、体を動かし、コンテストで競争するというストーリーです。ここに男性の更年期が目指すべき姿が詰まっているのです」
逆に、テストステロンを減らす行為は、夜9時以降にパソコンを見ることだ。夜中にメールをチェックするうちに目がさえた経験があるだろう。これは交感神経を高めてしまうためだ。直接照明で、明かりが照らされている環境もよくない。夜は間接照明の方がいいという。
また、ホルモンには個人差があるが、目安となる20歳時のピーク値を計測する方法がある。右手の人差し指の長さを薬指の長さで割った比率だ。
イギリスのジョン・T・マニング博士が発見した方法で、胎生期にテストステロン・シャワーが強いほど、人差し指の方が短い。人差し指の長さを薬指の長さで割った数値が低いほど、テストステロンが高いことになる(手のひらの指先から付け根の皺までの長さを計測する)。女性は逆に人差し指が薬指より長い。スポーツ選手は数値が小さい人が多く、堀江教授は「小泉純一郎元首相もテストステロンが高いはず」と見る。その理由は、テストステロンが高い人は、言語能力が発達していないため言葉が短く、顔は面長で、また、決断力が高い傾向にあるからだという。
「いいなあ、俺は右手が恋人だよ」
確かに、親子で猥談も平気だという小泉元首相は、性欲旺盛に見える。ある財界人が憤慨して、こう言ったことがあった。
「森喜朗と一緒に食事をした時、首相になる前の小泉がやってきて、そこでヤツは嬉々としてマスターベーションの話を始めたんだ。食事の最中に、何という下品な男かと思った」
首相在任中に、自民党の後藤田正純代議士と女優の水野真紀が結婚した時は、「いいなあ、俺は右手が恋人だよ」と公言。おそらく首相公邸での自慰を明言した首相は、史上初だろう。
そこで取材班は性欲が高いと思われる小泉元首相のテストステロン値を計測すべく、演説中に手を広げた写真を探し、指の比率を計ってみた。